能登沖でM7級の記録なし、予測の難しさも浮き彫り [読売]

陸側のプレートと海洋プレートとの境界面でひずみエネルギーをためて、周期的に巨大な海溝型地震が起きる太平洋沖に比べ、日本海沖の地震は、もともと少なかった。しかし、岡田義光・防災科学技術研究所理事長は「この地域を含め、福岡県西方沖地震など、これまで大きな地震の報告例がなかった地域での地震が続いている。どこでも地震が起きうることを改めて示した」と警告する。

一方、今回の地震は、海底を震源とする地震の予測の難しさも浮き彫りにした。政府の地震調査委員会では、阪神大震災を契機に、国内の主要活断層震源とする地震の発生確率、震度分布などを求めた「地震動予測地図」の構築を進め、これまでに101断層を調べ終わった。しかし、今回の地震は「未知の断層」が震源だった。

大阪でも少し揺れました。 前例が無く、いまだノーマークの地域が震源だったようですね。