「ようやく兄の冥福を祈ることが…」李氏が靖国参拝の感懐 [読売]

台湾の李登輝前総統は7日、都内のホテルで「二〇〇七年とその後の世界情勢」と題して講演、終了後の質疑応答で、兄の慰霊のため靖国神社を参拝した感懐を改めて語った。

李氏は参拝について、「残り少ない一生だけど、ようやく兄の冥福(めいふく)を祈ることができ、やるべきことをやったという気持ち」と感慨を語った。

また「私の父は12年前、98歳で亡くなったが、死ぬまで兄の戦死を信じなかった。そのため、兄の位牌(いはい)もなければ、墓もなかった」と、これまで兄の慰霊ができなかった事情を説明。靖国神社に対しては、「自分ができなかった慰霊を、靖国はやってきてくれた」と謝意を表明した。

ただ靖国神社に祀られているからという話じゃなかったんですね。 念願かなってよかったですね。

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李氏に対しても「日本国内での行動を見れば、何を期待しているか分かる」と批判。靖国参拝は台湾独立への支持獲得に向けた政治的行動との見方を示唆した。

国営通信の新華社も、李氏について「日本軍国主義思想に染まった民族のくず」と非難、靖国参拝で、台湾独立勢力の醜悪な姿をさらけ出した」と指摘した。

どっちがくずで醜悪か一目で分かる秀逸なコメントが寄せられています。