ロシア、日本の放送通信衛星「JCSAT-11」の打ち上げに失敗 [Technobahn]

日本の放送衛星「JCSAT-11」が6日、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙宇宙基地からプロトンM型ロケットを使って行われたが、2段ロケットエンジンの不調から打ち上げは失敗した。ロケットは2段目ブースターが点火しなかったことを受けて、打ち上げから数分後に軌道から離脱し、地上に落下した。

打ち上げを請け負ったロシアと米国の合弁企業ILS社では今とのところ「セカンド・ステージで不調が発生した」とだけ説明している。

プロトンM型ロケットはプロトンK型ロケットの改良版。静止軌道に2.92トンのペイロードを投入する能力がある中型ロケット。プロトンロケットそのものは1960年代から利用されており、打ち上げの信頼性は高いが、プロトンM型ロケットは2006年2月にArabsat-4Aを打ち上げ際にも衛星の軌道投入に失敗していた。

うーん、あのプロトンがここんとこ調子悪いですね。 保険もきっちり掛けてあったので衛星はすぐ再発注したそうですが、次はどこで打ち上げるんでしょう。
ニコニコ動画にライブ映像が上がってましたが、打ち上げから約2分後に1段目を分離し2段目に着火と思いきや、バスッバスッと途切れ途切れに噴煙を噴いてフレームアウトしてうわあああああ。 綺麗な打ち上げだっただけにいたたまれない。