中国、月周回衛星「嫦娥」打ち上げなどを一般公開

三大宇宙基地が一般観光客受け入れ(1)四川西昌 [人民日報]

地元の金英旅行社の担当者は、現場で嫦娥1号の打ち上げを見学するためのチケットは1人800元、見学地点は発射塔の反対側の山肌に設けられた展望台と反対側に設けられた小型の展望台だと紹介した。

同担当者は「打ち上げ当日、観光客は発射センターの全貌と打ち上げの全過程を見ることができる」と紹介した。観光客が見ることができるのは打ち上げから約20秒ほどだが、はっきり見えるかどうかは天候状況にもよるという。

別の担当者によれば、全国各地から問い合わせが寄せられており、既に多くの人が参加申し込みを済ませたという。同社は航空宇宙関連の観光ツアーを売り出して10年以上になり、打ち上げ過程の見学を盛り込んだ商品を発売するのは初めてではない。

展望台は発射地点から約2.5キロ離れた地点にあり、大きな展望台は2000人、小さな展望台は500人を収容できるという。

中国、月探査機打ち上げを有料公開 [産経]

中国四川省西昌の旅行社は28日、中国初の月探査に向けた周回衛星「嫦娥1号」の打ち上げが有料で一般の300人に公開されると明らかにした。打ち上げ時期は来月26日ごろという。

嫦娥1号は西昌衛星発射センターから打ち上げられ、月を周回して表面を撮影したり、月の上空を調査したりする。

同旅行社によると、価格は980元(約1万5000円)、1080元、1180元の3種類。既に約1000人が申し込んだ。担当者は「外国人の申し込みは許可されていない」と話した。

有料で中国人限定ですか。 いやまあ流石に中国まではそうそう行けませんけどw、まだまだ閉鎖的ですね。 中国の射場はかなり山奥にあるようですが、周辺からは見られないんですかね? なんかロケットが飛ぶ東南方向には民家がチラホラ…