純国産の新型哨戒機 初飛行 [NHK]

初飛行を行ったのは、防衛省が平成13年度から開発を進めている海上自衛隊の哨戒機「PX」の試作機です。PXの試作機は、ことし7月に機体が完成し、岐阜県各務原市にある川崎重工業の工場で試験を行っていましたが、28日午前9時半すぎ、工場に隣接する自衛隊基地の滑走路を離陸して初めての飛行を1時間にわたって行いました。PX哨戒機は、潜水艦の探知など海域の警戒監視に運用されているP3C哨戒機の後継機となるものです。気象の影響を受けにくいよう飛行できる高度が高くなったほか、より遠くの船などを探知できるレーダーが搭載されています。大型機としては機体もエンジンも初めての国産で、胴体と翼は日本の大手メーカー3社が担当し、搭載されている4基のエンジンも日本のメーカーが製作するなど、日本企業が総力を上げて開発に当たりました。PX哨戒機は今後、飛行試験を重ね、平成23年度以降に部隊への配備が始まる見通しです。

お、初飛行おめ。 YouTubeにも動画上がってました