ロシア政府、プロトンロケットの打ち上げ再開を決定 [Technobahn]

プロトンロケットは日本の放送衛星「JCSAT-11」を搭載して先月6日、カザフスタン にあるロシアのバイコヌール宇宙宇宙基地から打ち上げられたが、打ち上げから約2 分後に2段ロケットの点火に失敗。その後、推進剤として搭載していた200トン以上の非 対称ジメチルヒドラジンのかなりを未燃焼のままにして中央カザフスタンにある Zhezkazganという町から南西に30マイル離れた無人地帯に墜落した。

プロトンロケットの打ち上げ失敗を受けて、バイコヌール宇宙宇宙基地があるカザフス タン政府はロケット打ち上げ失敗の原因が特定されるまでプロトンロケットの打ち上げ を禁止する命令を出していたが、活況を呈する衛星打ち上げ需要に応えるために、今回 は、カザフスタン政府が求める賠償金を支払うことで、早期の打ち上げ再開を図るこ とで決着を図ることとなった模様だ。

今のところ、事故後、初めてのプロトンロケットの打ち上げはロシア独自のGPSとなる3機のGlonass衛星を搭載して10月25日に実施される予定だ。

確かにプロトンは実績のあるロケットなので個体の問題と割り切るのもアリなのかもしれませんが、なんとも豪快な話ですねw