総合科学技術会議:新規事業「S」は6件 来年度予算ランク付け [毎日]

宇宙関連で固体ロケット技術の維持(文科省、28億円)などは「減速すべき」と評価された。

この資料らしい

総合科学技術会議(第70回)議事次第

我が国が独自に培った固体ロケットシステム技術を将来にわたって価値ある技術に維持・発展させることを目的として、その維持方策の検討の一環として、平成19年度の次期固体ロケットに係る調査研究を踏まえ、同ロケットのフィージビリティや開発への移行に係る検討を行う。
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○現時点では、固体ロケットの次回打上げの予定が明確でなく、固体ロケットの開発・製造等に係わる能力の維持や技術の陳腐化等、技術維持の面で懸念がある点に配慮しつつ、当面は我が国の固体ロケット技術維持に必要不可欠と認められる範囲に要求内容の一部を減速して実施すべきである。
○本件の施策名は、固体ロケットの維持となっているものの、内容的にはこれを越えた施策が含まれており、技術の維持という範囲を超えた開発等を行う場合には、幅広い分野での固体ロケット利用ニーズの調査や、国際的な競争力確保のための方策等を、より一層総合的に検討する必要がある。また、現在、H-IIBロケット、GXロケットの開発が進められており、M-Vロケット後継機の開発着手にあたっては、文部科学省及び宇宙開発委員会において、我が国宇宙輸送システムにおける固体ロケットの位置付けを明確にした上で行うべきである。

「要求内容の一部」ですか。 アビオニクスとかの事を言ってるんですかねえ…