隣の銀河を攻撃する「デススター」、NASAが確認 [ITMedia]

NASAX線観測衛星であるチャンドラから送信されたデータを解析した結果、3C321と呼ばれる星雲でこの現象が観測された。3C321は大小2つの星雲が連星のように回転している双子星雲で、その中心部には超巨大な複数のブラックホールが存在する。

大きい方の星雲では、ブラックホールの近くからガスが噴出しており、小さい方の星雲はそのガスにさらされている。

光に近い速度で放出されているこのガスにはX線ガンマ線が含まれており、その通り道に大気を持つ惑星があった場合には、そのオゾン層を破壊して惑星を死滅させることにもなり得る、とNASAは報告している。

小さいほうの星雲オワタ