はやぶさ2、ASIが正式検討を開始 [松浦晋也のL/D]

14日から今日までの日程で、沖縄で国際始原天体探査ワーキンググループ(IPEWG)という会合が開催されている。小惑星探査の世界的な連絡組織の立ち上げだ。JAXA/JSPECが、この分野で国際的な主導権を持つ国際協力をリードしていこうとしている現れである。

取材に行きたかったが、どうしても行けなかった。それでも現地から情報はぼつぼつと入ってくる。

イタリア宇宙機関(ASI)は、「はやぶさ2」打ち上げにベガロケットを使う検討を正式にはじめたことを公表したそうだ。

さあ、面白くなってきた。

見えてきたのは、「はやぶさ」が国際的にいかに高く評価されているかということだ。なぜ高く評価されているのかといえば、それまで誰もやったことがなかったこと、しかも大きな意味のあることを、独力で成し遂げたからだ。

おお、具体化してきましたねー。 イタリアには是非ともVegaの開発を成功させて貰いたいものです! 国際始原天体探査ワーキンググループ(PEWG)で検索してみたら、確かにVegaロケットの使用について去年12月から検討に入ったとかそういう感じの文章が見られますね(pdf 15枚目)

追記:

はやぶさまとめニュースさんのエントリで「はやぶさMk-II」の具体的な検討資料などがまとめられています。 なんかオラわくわくしてきたぞ。