NASA、有人基地建設予定の月の南極地方の地形は予想以上に険しい [Technobahn]

NASAではこの計画を推進するために日照条件などの関係で有人基地建設のために比較的条件が良いとされる月の南極にあるシャクルトン・クレーターの周辺の地形をカリフォルニア州にあるゴールドストーン・ソーラー・システム・レーダー(Goldstone Solar System Radar)を使って観測し、地表の傾斜角度などを詳細に分析を進めてきた。

NASAでは月の南極には北米大陸最大のマッキンリー山に相当する標高が6100メートルの山岳がある一方、深さが4000メートルにも及ぶクレーターによる渓谷が存在するなど非常に高低差が激しい地形になっていると述べている。

これは凄い。 地球から見える範囲のデータですが、月の極にはかなり強烈な凹凸があるようです。
現在かぐやも観測を行なっていますが、永久影の部分もレーザー高度計でより突っ込んだデータが得られているようなので公開が実に楽しみです。