皆既日食+情報衛星? 種子島の宿泊施設不足、受け入れ態勢ピンチ [南日本新聞]

情報収集衛星打ち上げ期日に関し、内閣衛星情報センターは「2009年度に光学衛星を打ち上げる。時期は未定」としている。しかし、地元では来年夏期(7月中旬−9月末)の打ち上げが有力視されている。
種子島観光協会は、皆既日食を「月に一番近い島」として売り出す好機ととらえ、種子島宇宙センター内で「宇宙博」イベントを計画。しかし、センターが警備上の理由から使用を認めず、翌年以降への延期を余儀なくされた。センターによると、宇宙航空研究開発機構本部から、「イベントの申し込みがあったら夏期は避けてほしい」との通達が出ているらしい。
宿泊施設不足も深刻。島内の宿泊施設の収容人員は1日2600人が限度だが、皆既日食に合わせ1万−1万5000人の来島が見込まれるうえ、同時期に大勢のロケット関連スタッフが宿泊するからだ。
通常のロケット打ち上げでは、2、3カ月前から70人以上のスタッフが来島。直前にはその約3倍のスタッフが現地入りする。今回は情報収集衛星ということで、警察や民間を含めた警備陣の数も相当数に上るとみられている。
種子島地区では受け入れ態勢を協議する連絡協議会が2日開かれた。同会会長で南種子町企画課の河口恵一朗課長は「ロケット打ち上げは仕方がないが、宿泊施設がもともと足りないうえにさらに不足する。公共施設の開放など今後検討していきたい」と話した。

1万人以上てw 宿泊はもとより渡航手段もかなり大変じゃないですかね。 自分はいつも飛行機ですが、フェリーのキャパはどれくらいなんでしょうか。 これにロケット打ち上げが重なったら悲鳴の一つも上がろうもんです。 まあ夏場なら気合いで野宿という手も残ってはいますがw
あと、次の情報収集衛星は09年度と目されていましたがやはりそのようで、光学衛星が夏期に上がるという話らしいです。