岩手・宮城県で大地震発生

岩手・宮城地震 死者6人、行方不明11人に [朝日]

14日午前8時43分ごろ、岩手県南部を震源とする地震があり、宮城県栗原市岩手県奥州市震度6強、宮城県大崎市震度6弱など、東北を中心に関東や北陸までの広い範囲で強い揺れを観測した。東北各県の集計では、午後11時半現在、宮城、福島、岩手の3県で計6人が死亡。岩手、宮城を中心に東北各県で11人が行方不明、159人がけがをした。家屋の半壊は42棟にのぼった。

気象庁は、この地震を「平成20(2008)年岩手・宮城内陸地震」と命名震源の深さを約8キロ、規模はマグニチュード(M)7.2と推定した。国内内陸部の直下地震でM7を超えたのは過去半世紀で、95年1月の阪神大震災、00年10月の鳥取県西部地震に続き3度目。

被災者の方々にはお見舞い申し上げます。 自分は録画した番組の編集とかしてたので気付きませんでしたが、NHK緊急地震速報が流れたそうですね。 テレビに戻したら一斉に報じていてびっくりしましたよ。 仙台の様子が中継されてましたが市街地を普通に車が走っていたのであれーと思った。 内陸部なだけあってやはり土砂崩れなどでの犠牲者がほとんどのようですね。

「緊急速報」間に合わず、震源付近で揺れの数秒後 [読売]

14日午前に発生した岩手・宮城内陸地震について、気象庁は同日午前8時43分55秒、陸地の強い揺れの到達を予測する緊急地震速報を発表した。

昨年10月からの本格運用以来、3度目の発表となったが、震源が陸域内部で深さ約8キロ・メートルと浅い直下型地震だったため、震度6クラスの揺れがあった震源付近の岩手県南部などでは、速報は揺れ始めた数秒後に出され、速報の技術的な限界が浮き彫りになった。

え、そっちが主眼なんですか? 直下型では震源地付近に間に合わないのは浮き彫りも何もシステム的に当たり前じゃないかと… むしろ想定通りに機能したという点を評価すべきだと思うんですがね。↓

関連:【岩手・宮城内陸地震】緊急地震速報は想定通りに機能 仙台では15秒の「猶予」 [産経]

気象庁では地震を午前8時43分51秒ごろに検知。震度予想の1報となる約3秒後の同54秒に、最大震度を「5弱」と予想した。その1秒後の同55秒に最大震度を「5強」と修正し、この段階で緊急地震速報を発表。さらに、5報にあたる同59秒に「6強」と再修正した。

関連:10秒前に緊急地震速報 [朝日]

今回の地震の本震では、気象庁緊急地震速報が発表された。地震の初期微動(P波、秒速約7キロ)をとらえ、その後に来る大きな揺れ(S波、同約4キロ)を予測する。今回速報が出されたのは、初期微動を検知した約4秒後だった。震度6強の揺れが観測された岩手県奥州市宮城県栗原市では、強い揺れが来た後に速報が出たとみられる。一方、震源から少し離れ、震度5強の揺れがあった仙台市では揺れが来る10秒余り前に速報が出たとみられる。