NASA、次世代有人ロケット「アレスI」の実験機の打ち上げを来年春に実施 [Technobahn]

スペースシャトル後のNASAの有人ロケット。

NASAは7日、スペースシャトルに換わる次世代有人ロケットとして開発を進めてきた「アレスI(Ares I)」の検証用実験機「アレスI-X」の打ち上げ実験を2009年春に実施する予定であることを明らかにした。

来年春に実施予定の打ち上げ実験では、ダミーのオリオン有人宇宙船を搭載した上でハードウェアやソフトウェアの動作確認が実施される予定。NASAではこの実験を通じて得られたデータを元に更に、検証用実験2号機「アレスI-Y」を開発し、最終的な有人系に向けた各種データの検証を行う。その上でNASAでは2013年までにアレスIの実証機を完成させ、2015年にも実際に宇宙飛行士を乗せた本番の打ち上げに臨む予定だ。

アレスI-Xの初打ち上げは今のところ2009年4月15日に実施される見通し。

来年春ですか。 実験機ではありますが初飛行は思ったより早いんですね。 とはいえやはり実際に宇宙飛行士が搭乗しての打ち上げまでは幾度かの試験段階を経て7年後になる予定らしいですが。