壁崩れ、教室にキノコ「地震で死んでまう」 大阪の中学 [朝日]

キノコが地震で死んでしまうのかと

今月2日の朝、市立高石中学校の校舎脇に、子どもの手のひらほどのモルタル片が落ちているのを教頭が見つけた。2階の相談室付近の外壁だった。市教委は外壁内の鉄筋がさびてモルタルが浮き上がったことが原因とみる。

「当たると危険なので、校舎の壁には近づかないように」。翌朝、各クラスの担任が生徒に注意を呼びかけると、「揺れてもないのに壊れるなんて」「地震があったら、おれら死んでまうやん」と騒然となったクラスも。生徒の一人は「もっとちゃんとしてくれ、と思った」と憤る。

同校では、昨秋にも壁のモルタル片が落下。一部は修繕したものの、むき出しのまま放置されている鉄筋が目立つ。

少なくとも数年前から雨漏りも続く。屋上の防水工事をしたが、今も最上階の3階の被服室と、その下の図書室で、天井や壁から水がしみ出す。被服室の壁の塗装ははがれかけ、コンクリートと木の継ぎ目からは親指大の白いキノコが何個も発生した。写真を見た森林総合研究所関西支所(京都市)は「サルノコシカケの仲間ではないか。屋内で生えるのは珍しい。木の内部が腐っているのだろう」と驚く。

この学校がこの先生きのこるには、こりゃ流石にさっさと補修工事しなければいけないレベルですね。