ファルコン1の3号機、失敗原因は切離しのタイミング [sorae.jp]

SpaceX社(Space Exploration Technologies Corporation)は8月6日、8月2日に打ち上げ失敗したファルコン1ロケット3号機について、失敗原因は切り離された1段目が、2段目に衝突したためだと発表し、打ち上げの動画を公開した。

発表によると、予定通り1段目を切り離したが、まだ1段目に燃料が残り、加速して2段目に衝突したようだ。その様子はロケットに取り付けられたカメラによって鮮明に捉えられている。

また、今回の打ち上げで良かった点について、SpaceX社のイーロン・マスク(Elon Musk)CEOは以下のようにまとめている。

・新型マリーン1Cエンジンを搭載した1段目のパフォーマンスは素晴らしかった
・2段目の切り離し、ロケットエンジンの点火にも成功した
フェアリングの切り離しも正常だった

なお、次のファルコン1ロケット4号機の打ち上げについて、SpaceX社は切り離しのタイミングを変更するが、他のシステム更新がないため、早ければ来月にも発射台にセットできるとしている。但し、ペイロードについては、予定していたマレーシアの衛星は搭載しない方向で調整しているようだ。

先日打ち上げに失敗したFalcon1ロケットですが、切り離された1段目が残存推力により2段目に追突したのが原因だったそうです。 うむ、まるでラムダロケットのアレみたいですねw 映像も公開されていますが予想以上の勢いでぶつかっています。 原因がはっきりしていて、なおかつ切り離しタイミングの修正で対応できるトラブルなので次の打ち上げは早くも来月を目標にしているそうです。 このフットワークの軽さは凄すぎる。