捕鯨船妨害容疑、米英3人に逮捕状 警視庁、国際手配へ [朝日]

南極海で日本の調査捕鯨船団に米国の環境団体「シー・シェパード(SS)」が過激な妨害行為を繰り返した問題で、警視庁公安部は18日、SSのメンバーの米国人と英国人の男計3人について威力業務妨害の疑いで逮捕状を取った。公安部は「組織的で危険性が高く悪質だ」と判断し、立件に踏みきった。

逮捕状が出たのは、いずれも米国籍のジョナサン・ラモント・バチェラー(30)、ラルフ・アンソニー・クー(41)両容疑者と、英国籍のダニエル・ジョージ・ベバウィ容疑者(28)。

警察庁を通じ近く国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配を求める。所在が確認されれば犯罪人引き渡し条約や、外交ルートを通じて容疑者の身柄の引き渡しを求めることになる。日本が同条約を締結しているのは米国と韓国の2カ国。容疑者が相手国内にいることが確認された場合、引き渡しを要請できる。

公安が国際手配に出たそうです。

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米国の反捕鯨団体シー・シェパード」(SS)が昨年2月、南極海で日本の調査捕鯨船団に妨害を繰り返した事件で、SSは大型のラジコン飛行機での襲撃を計画していた疑いのあることが分かった。薬品を積んでの体当たりなどを考えていたとみられる。警視庁公安部は18日、実行メンバーの男3人の逮捕状を取り、SSによる妨害活動の全容解明を進める。

逮捕状が出たのは、いずれも米国籍のラルフ・クー(41)▽ジョナサン・バチェラー(30)▽英国籍のダニエル・ベバウィ(28)の3容疑者。国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配するが、シージャックやテロ行為を念頭に置いた「海洋航行不法行為防止条約」の適用は初めて。

関係者によると、妨害行為のあった昨年2月12日、SSの船が海幸丸へ接近した際、旧日本軍の「零戦」と似た塗装を施したラジコン飛行機2機を甲板に用意した。結局飛ばすことはなかったが、船団側は今年の調査捕鯨では使用する可能性があるとみて警戒を強めていたという。

なんかラジコン飛行機を特攻させようとしてたそうです。 無駄に凝ってます。