H2Aロケットの一部 奥武島海岸に漂着 [琉球新報]

発見した市民が市に連絡後、放射性物質などの危険性があるかを確認するため与那原署や中城海上保安部で調べた結果、漂流したのは三菱重工が制作したH2Aロケットの部品の一部と分かった。三菱重工によると、ロケットが発射する際に切り離される部品の一部で、アルミ合金でできており危険性はない。
漂着物は縦がおよそ3メートル20、横がおよそ1メートル60の板状で白く塗装されて、断面はちぎれたようになっている。内側には赤と白の導線や部品などが残っていた。漂着物は、同市役所玉城庁舎に保管されている。
奧武島の中村一男区長(61)は「1週間ほど前に同じような物が海上に浮いているのを見掛けた」と話した。中城海上保安部によると、同様のものが昨年10月に金武湾で見つかったという。

H2Aロケット部品 漂着/南城市奥武島 台風13号が影響? [沖縄タイムス]

南城市玉城の奥武島南側の海岸に18日、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケットの部品が漂着した。男性漁師の通報を受け、与那原署が第11管区海上保安本部を通じて三菱重工業名古屋市)に部品の写真を照会、確認した。縦3メートル、横1・5メートルのアルミニウム合金製で、H2Aロケットの先端部分に衛星を格納するフェアリングと判明した。

打ち上げ時期など不明。現場に駆けつけた同市産業振興課の国吉安盛係長も「まさかロケット部品が漂着するとは」と苦笑い。台風13号の強い風と波で流れてきたとみられる。部品は市役所内に保管後、三菱重工業が回収するという。

これはいつ打ち上げられた物なんでしょうね。 見たところ4Sフェアリングっぽいですが。 落下中に空力破壊した感じなので、バラバラになって回収しきれなかったものかも知れませんね。