船外実験施設の搬送開始 来年「きぼう」に接続 [産経]

スペースシャトルエンデバー」で来年打ち上げられ、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」に取り付けられる船外実験施設が19日未明、宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター(茨城県つくば市)から米航空宇宙局(NASAケネディ宇宙センターに向けて出発した。

船外実験施設は、無重力や真空の宇宙環境を利用した科学実験や地球観測などをするための施設。来年5月にステーションに向けて打ち上げられ、その時点で日本人として初めてステーションに長期滞在中の若田光一さんがロボットアームを操作して接続し、きぼうを完成させる。

トレーラーは19日午前1時、パトカーの先導で筑波宇宙センターを出発。振動を避けるため、人がジョギングするぐらいのゆっくりした速度で進んだ。成田空港に到着後、今月下旬に空路米国に向かう予定。

船内実験室・船内保管室は海上輸送でしたが、今回は比較的小型なためか空路で輸送されるようです。 予定通りいけば来年5月に打ち上げられ、長期滞在中の若田宇宙飛行士により「きぼう」への取り付けが行われます。