宇宙ステーション往復にソユーズ座席、米が16年まで確保 [読売]

米国が国際宇宙ステーションへ飛行士を往復させる手段として、露宇宙船ソユーズの座席使用のための費用負担を2016年まで認める法案が、米議会で可決された。

米紙ニューヨーク・タイムズが28日伝えた。

しかし、米露関係が悪化し、中国も宇宙開発で躍進する中、米国がスペースシャトル退役後に自前の有人宇宙船を失う「空白期」への不安は増している。

ソユーズの座席確保は、日本の飛行士の分も米国の責任。11年分まで契約済みだが、12年以降についての交渉期限が迫っていた。

グルジア紛争でロシアへの反発が議会に強まる中、米航空宇宙局(NASA)は、確保できなければ「打撃を受けるのはロシアでなく米国や日本」と説得した。

どうやらシャトル引退後のソユーズ確保は道筋が立った模様。 良かった良かった。