露エネルギア社が経営危機、新規のソユーズ宇宙船を建造する資金はなくなった [Technobahn]

エネルギア社のヴィタリー・ロポタ(Vitaly Lopota)社長は同日、ノーボスチ・ロシア通信社のインタビューに応えて「あと2往復分のソユーズ宇宙船に関しては問題ないが、資本劣化が解消されなければ新規のソユーズ宇宙船の建造は困難」とした上で「我が社には現時点で新規のソユーズ宇宙船を建造できるだけの資金余力はなく、今後2週間以内に新規の銀行融資が実施されるか支払い猶予がなされなければ今後のソユーズ宇宙船建造には一切、責任をもてなくなるだろう」と述べ、同社の経営が危機状況に陥ったとする見解を明らかにした。

エネルギア社の財政状況が今回、突然、悪化したものなのか、あるいは以前より経営状況の悪化が続いていたものかに付いては不明。

うーん、米露関係の問題は目途が立ったと思ったら今度は資金難ですか。