温室効果ガス観測の技術衛星「いぶき」公開…来年打ち上げ [読売]

来年頭に打ち上げ予定の「いぶき」がプレス公開されたようです。

来年1〜2月に打ち上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が4日、茨城県つくば市宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターで報道陣に公開された。

いぶきは、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)やメタンの大気中濃度を地球のほぼ全域で観測できる。温室効果ガスを精度よく観測する衛星は世界初。CO2の地域ごとの排出量や森林による吸収量などを見極め、効果的な削減対策に結びつける。

いぶきは高さ3・7メートル、幅1・8メートル、奥行き2メートル。重さは1750キロ。衛星の開発費は183億円で、打ち上げ費用や地上設備も含めた総額は346億円。

今回の衛星はだいぶコンパクトに収められていて、開発費も大幅に低くなっていますね。 ただこれでも冗長系の塊みたいな衛星で、観測センサまで正副積んでいるそうです。 これでもかって感がちょっと微笑ましいw