KAISTと大徳のベンチャーが国産月面着陸船を開発 [大徳]

クォン教授研究チームとSpace Solution社は月面に約20kg以上の重量を着陸させることのできる月面着陸船を開発、試験に成功したと11月27日に発表した。重さ25kg、エンジンは最大で350N(Newton)まで出力を制御できる。

クォン教授のロケット研究室は6年以上の研究の末、推力調節が可能な宇宙船のエンジン開発に成功し、これを月面着陸船に装着した試験にこのほど成功したもの。

今回の月面着陸船には最大350Nの推力を出せる液体推進剤ロケットエンジンが装着されている。このエンジンはSpace Solution社が開発した高性能推進剤バルブが装着され推力制御が可能。エンジンの推進剤には親環境液体推進剤を使用しており、推進剤に毒性がないため先進国の月面着陸船の開発費用の半分の費用で製造が可能。

クォン教授によるとNASA(米航空宇宙局)で国際月面探査ネットワーク(ILN - International Lunar Network)用に開発中の月面着陸船一機の開発費用が1億ドル程度だが、今回開発されたエンジンを使用すれば5000万ドルで開発が可能という。

エンジン内部に使用される触媒反応器を含むすべての部品は韓国の技術で製された。着陸船の軽量化のために推進剤タンクと加圧容器を複合材料で製作、装置を画期的に軽量化しながらも剛性を高める最新の設計技法が使用された。

韓国の宇宙機関が民間企業と共同で月面着陸機に関する実験に成功したそうです。 動画を見る限り、機体に通したワイヤーに沿ってスラスタで上下しているだけに見えますが、これを着陸船開発に成功というのはちょっとまだ早い気がしますw 無毒製の推進剤というものは気になりますね。 見たところ燃焼ガスは無色透明ですがこれは何でしょうか。

「メード・イン・コリア」の月面探査機開発に成功 [朝鮮日報]

月面探査機の技術はロケット技術とともに、宇宙開発の先進国が技術移転を忌避している中核的な宇宙技術だ。最近、月面探査衛星を打ち上げた日本やインドが月面探査機を開発できていないのも、こうした理由によるものだ。

いや、少なくとも日本はもうずっと以前にこれより進んだ着陸実験機の開発に成功してるんですけども。