インド人宇宙飛行士、2013年に宇宙へ [sorae.jp]

タイムズ・オブ・インディア紙などは12月10日、ロシアが2013年までに、2人目のインド人宇宙飛行士を国際宇宙ステーションISS)へ送る計画があると報じた。

報道によると、ロシアのメドベージェフ大統領が12月5日にインドを訪問し、シン首相と首脳会談を行い、有人宇宙飛行での開発を協力することで合意した。その中には今回の有人宇宙飛行計画も含まれているという。

「協定に従って、インド人宇宙飛行士はソユーズ有人宇宙船に乗り、また宇宙へ行くだろう。さらにその後、2015年にはインド初の有人宇宙ミッションと続くだろう」

今回の協定について、インド宇宙研究機関(ISRO)のマダヴァン・ナイール(Madhavan Nair)総裁はこのように述べた。

また、ナイール総裁は今回のミッションのために、ロシア側と共同でソユーズを製造する予定もあると述べている。

ちなみに、インド人初の有人宇宙飛行は1984年4月4日、ラケッシュ・シャルマ(Rakesh Sharma)宇宙飛行士(写真)がソユーズT-11に搭乗し、旧ソ連サリュート7号(宇宙ステーション)で8日間滞在した。

インドはロシアから技術を導入して有人計画を推し進めるそうです。 2013年にソユーズISSへ、15年には改良したソユーズを導入し有人飛行を独自に行なう模様。