子供用はさみもダメ!?羽田空港で乗客放棄の刃物山積み [読売]

1999年の全日空機ハイジャック事件や米同時テロを契機に、航空各社は航空法に基づき、刃物などの機内持ち込み制限を段階的に強化してきた。現在、図工に使う子供用のはさみでも持ち込み禁止となっており、出発保安検査場で見つかった場合、係員から放棄するよう求められる。拒むこともできるが、その場合は航空会社の手荷物カウンターまで戻って、預け入れ荷物の中に入れることになる。

実は、昨年10月までは例外があった。乗客の機内持ち込み用のバッグからはさみなどが見つかったものの、出発まで時間がないと、航空会社の社員が特別な袋に入れて貨物として到着地まで届ける“サービス”が行われていたのだ。

しかし、業界内で「違反行為を手助けするのはおかしい」と問題視する声が上がり、全国の空港で10月15日から、例外を一切認めないことになった。ところが、制度の運用を厳しくしても乗客へはなかなか浸透していない。日本航空の羽田の担当者は「お客さんに『昔は運んでもらっていた』と詰め寄られることもある」と困った表情を浮かべる。空港全体では、20日に1度の間隔で放棄品を業者に渡し廃棄処分にしているが、その都度、段ボール箱5〜6箱に及ぶという。

あーこれ自分も一度ありました。 手持ちの鞄の筆箱に入ってたカッターナイフがアウトだったんですが、厚紙のケースみたいなので到着地まで預かってくれたんですよね。 それからは最初から預け入れ荷物に入れておくよう気を付けてます。 というかその荷物が前回25kgを越えてしまい、次からお金かかりますよと言われましたので次回からは軽量化にも努めたいと思います。