「ハドソン川の英雄」機長に称賛の声 NY不時着 [朝日]

ハドソン川は、すぐ脇にマンハッタン島の高層ビルが壁のようにそびえ、観光船などの水上交通も盛ん。現場水域の10キロ上流には、ジョージワシントン橋もかかっており、それらの障害物をすり抜けて無事、着水を成功させた。

多くの目撃者が「着陸するように静かに水面に降りた」と証言している。推力を失った旅客機で滑空しながら、姿勢を水平に保ち、速度を落として安全に着水した高度な技術に、航空関係者は称賛を惜しまない。同機長はグライダーの操縦資格も持っていたという。

「あの機長は男の中の男だ。事故後、フェリーターミナルに座り、何ごとも起きなかったかのように制帽をかぶってコーヒーをすすっていた」。救出後の機長を近くで見た警察官は、そう米メディアに語った。

ニューヨークのブルームバーグ市長は記者会見で同機長と話したことを明かし、「乗客が全員、脱出したかどうか確認するため、彼は2度、機内をくまなく歩き、最後に避難した」と称賛。「もっとも重要なことは、操縦士が素晴らしい働きをして、すべての乗客が安全に脱出したことだ」と締めくくった。

機長格好良すぎ。 というかホントに死者が1人も出なくて良かったですね。 一報を耳にした時は「うわあこれ何十人死んだんだ…」と思いましたが、詳しく見るとこれでしたから本当に驚きです。 ホンマモンの英雄です。