H-IIAロケット15号機/「いぶき」 打ち上げ見学記 1/21


打ち上げが延期されているので宇宙センターを巡礼。 本来の打ち上げ予定時刻をちょっと回った13時半過ぎですが、天気は小雨模様です。



1年前に大崎第一事務所横で工事中だったのは検問所でした。



保管施設内も前に来た時から若干模様替えされています。



LE-5AエンジンとLE-7エンジンが新たに増えてました! 事故究明で燃焼試験に使用されたものだそうです。 やっぱ工芸品ですねえ。

No.1280 :21日午後1時半からの記者会見 [宇宙作家クラブ ニュース掲示板]

濱:当初は22日に射場付近の雲の厚さが改善すると予測していたが、改善が見込めないことがはっきりしたので、打ち上げを1日ずらすことにした。明日22日は低気圧の通過に伴って天候不順。23日午後から寒気の流れ混みがあり、雷の可能性がある。しかし打ち上げ時刻の12時54分のあたりは晴れ間も見込めると予測している。

延期に至るまでの流れ。当初は低気圧が22日には東方海上に抜けると予測していた。その後も継続して氷結層の確認をしてきたが、昨日の夕刻、氷結層の改善は見込めないということになり、昨日夜に22日の打ち上げを延期することを決定した。23日は昼頃に一時天気の回復が見込めることから、23日の打ち上げを決定した。

共同通信:23日打ち上げは、かなり確からしいのだろうか。

濱:はい。

朝日新聞:氷結層の確認は具体的にどうやっているのか。

西田:気象庁から来る一日4回の気象データを受けている。それをつかって雲の予測をしている。氷結層に関してはマイナス0℃からマイナス20℃の高度領域を予測している。この温度の層が低層運に届くと分厚い氷結層が生長する。

朝日新聞:23日も寒気の流れ込みによる雲が発生すると予測されているが、これは氷結層の成長を意味しないのか。

濱:北からの空気は乾いているので、氷結層の成長の可能性は低いと考えている。

23日は何とか持ち直して欲しいですね。