難病児童らの夢乗せた衛星「かがやき」消息不明 [読売]

かがやきは縦横31センチ、高さ35センチ、重さ28キロ・グラムの小型衛星で、東海大などの協力で開発。約260人分の子どもたちの色とりどりの手形を印刷した軌道離脱用パラシュート(1・2メートル四方)を広げ、カメラで撮影するほか、オーロラ観測や子どもらの声をアマチュア無線で世界に届ける実験を行う予定だ。

打ち上げ後、他の衛星は次々に交信に成功。しかし、かがやきとの交信はできない状態が続き、同社が国内3か所に設置したアンテナで連日受信を試みている。

同社によると、かがやきはロケットから分離後、特定周波数の電波を発信するはずだった。分離に失敗したか、電源が故障している可能性もある。

山本勝令・同社宇宙システム事業部長は「弱い電波なのでとらえにくいだけと思う。あきらめません」と強調する。

うむ、どうやらまだ電波を捉えられていないようです。 NORADの衛星追跡ではどうやら分離はされている感じですが… こちらの「International Designato」で「2009-002」を検索すると↓

2009-002A  33492  GOSAT  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002B  33493  PRISM  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002C  33494  SDS-1  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002D  33495  OBJECT D  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002E  33496  OBJECT E  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002F  33497  OBJECT F  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002G  33498  STARS  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002H  33499  KKS-1  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002J  33500  H-2A R/B  JPN  2009-01-23  TANSC
2009-002K  33501  H-2A DEB  JPN  2009-01-23  TANSC

たぶんOBJECT D〜Fのどれかが「かがやき」じゃないかと? 何とかキャッチ出来たら良いんですけど。