インド、有人宇宙船コンセプトを公開 [sorae.jp]

インドの航空ショー「エアロ・インディア2009(Aero India 2009)」が2月11日から2月15日まで、バンガロールのヤラハンカ空軍基地(Air Force Station Yelahanka)で開かれ、インド宇宙研究機関(ISRO:Indian Space Research Organisation)は同航空ショーで、インド初の有人宇宙船のコンセプトモデルを公開した。

公開されたコンセプトモデルは、ソユーズ有人宇宙船に似た重さ約3000kgの宇宙船で、帰還モジュールとサービス・モジュールで構成され、3人の宇宙飛行士を乗せることができる。高度約400kmの軌道を周回し、宇宙空間で最大7日間滞在でき、ランデブーやドッキングの機能も備えているという。

打ち上げにはGSLV(Geosynchronous Satellite Launch Vehicle)ロケットの改良版である「GSLVマーク2ロケット(GSLV Mark 2)」が使用される予定で、最初の有人打ち上げは2015年を予定している。

インド初の有人宇宙船の開発はロシアが協力しており、2013年にも、ロシアのソユーズ有人宇宙船を利用し、2人目のインド人宇宙飛行士を国際宇宙ステーションISS)に送り込む計画が進められている。

軌道船は独自っぽい。 ISROの発表ではGSLV Mk-IIが使用されるそうです。 先日のTechnobahnの記事ではMk-IIIと書かれてましたが、まあよくある事です。 Mk-IとMk-IIの違いは上段エンジンを国産のCSエンジンに換えた点にあるらしく、このCSが搭載されるGSLV D3がMk-IIにあたるということで、Technobahnの記事はD3をIIIと間違えたんですかね。 あとなんかMk-IIIは2010年末に上がるとか向こうの記事に載ってるんですが、以前は2008年だと聞いてましたけど延期か何かしたんでしょうか。