オバマ政権、NASA予算を増額・前政権の有人月旅行計画を踏襲 [Technobahn]

オバマ政権は26日までにNASAの2010年度(2009年10月―2010年9月)予算を前年比24億ドル増の187億ドル(約1兆7000億円)とする予算教書を議会に提出した。

今回、オバマ政権が議会に提出した2010年度予算教書は総額3兆6000億ドル(約324兆円)にも及ぶもので、大統領選を通じて公約として掲げてきてグリーンディール政策による景気刺激策の他に、NASAのミッションを通じた地球温暖化分野科学研究の推進や、宇宙探査の促進なども盛り込んだものとなる。

オバマ政権は当初、前ブッシュ政権が打ち出していた第二の有人月旅行計画を廃棄し、NASAの予算の縮小を図るのではないか、とも見られていたが、予算増額とすることが確実となったことを受けて、オバマ政権下でもこれまで通りに有人月旅行計画の実現に向けたロケットや宇宙船の開発が継続されることが確実となった。

オバマ政権では積極財政の財源としては年収25万ドル超の裕福層の所得増税法人税率の引き上げ、住宅控除の引き下げなどの増税で対処する。

へえ、「合理化」を進めるのかと思ったらむしろ積極的な内容になったみたいです。 そしてシャトル退役は予定通り。