北朝鮮ミサイル「衛星でも国連決議違反」 米国務省見解 [朝日]

国務省は27日、北朝鮮がミサイルを発射した場合に「人工衛星打ち上げだ」と主張したとしても、弾道ミサイル発射を停止するよう求めた06年10月の国連安保理決議1718に反する、との解釈を書面で打ち出した。

この決議は北朝鮮の核実験を受けて採択され、北朝鮮への制裁も定めている。国務省は「弾道ミサイルも衛星の打ち上げ装置もほとんど同じで、互換性のある技術だ」と指摘した。

北朝鮮祖国平和統一委員会は28日付の論評で、長距離弾道ミサイルテポドン」発射準備とみられる動きに触れ、北朝鮮弾道ミサイル開発に関するすべての活動中止を求めた06年10月の国連安保理決議を「米国と追従勢力がでっち上げたもので、紙切れに過ぎない」と決めつけた。同委員会のホームページ「わが民族同士」が伝えた。

韓国政府による「ロケットでも国連安保理決議違反になる」との指摘に反論したものだ。米オバマ政権の関心を引くためではないか、との見方については「我々を知らない、分不相応なたわごとだ」と批判した。

「紙切れに過ぎない」(笑)だそうですが、どうやらその紙切れ決議に反するという事自体は自覚してる見たいですねえ。