若田宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-119/国際宇宙ステーション組立ミッション(15A))の打上げ延期について [JAXA]

液体水素燃料タンクに燃料を充填中に、外部燃料タンクの外側にある水素ガスベントシステムにリークが発見されたためです。
打上げ目標日は、米国時間3月15日(日)以降であり、今後の原因究明と対策により、改めて正式な打ち上げ日が設定される予定です。
なお、米国時間3月15日(日)に打上げの場合、打上げ時刻は19時43分(日本時間3月16日(月)8時43分)となります。

うむ、ここまで1か月延期されていますが、直前になって更に4日間の延期。 関係者は大変ですね。

若田さんシャトル、打ち上げ16日以降に延期 [朝日]

NASAの発表によると、11日夜の打ち上げをめざして昼から燃料の液体水素を外部燃料タンクに注入していた。液体水素は気化すると危険なため、外部燃料タンクから発射台経由で水素ガスを逃がし、地上で燃やすためのパイプが接続されている。その接続部分で水素ガスの漏れが見つかった。

これまで、関連の弁の開閉で解消してきたが、今回はうまく効かなかったため、打ち上げ約7時間前の午後2時半に急きょ延期を決めた。

漏れは地上側の接続部分で起きたことまではほぼ判明しているが、詳しい原因はわかっていない。NASAは燃料をいったん抜いて接続部分を調べ、必要なら機器の修理や部品の交換などを検討するが、調査結果が出る予定の13日までは判断は難しい状況だ。

漏れ自体はときどき起きているため、NASAは問題解決は可能と考えているが、原因次第では再延期の可能性もゼロではない。

どうやら漏れが発生したのは地上側の設備で、たまに発生している不具合らしい。 これを読む限りは比較的対処のメドは立ってそうな感じですが。