えっロケットの一部… 竹富町小浜島に漂着 [琉球新報]

竹富町小浜島の北海岸に巨大な漂着物があるのを今月2日、島に住む住民が発見した。宇宙航空研究開発機構JAXA)へ照会したところ、今年1月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケットの部品と判明し、17日、ロケットの技術部分を担う三菱重工の担当者らが来島して部品を回収した。一部分は小浜小中学校に贈呈される。
漂着物は長さ約7メートル、幅4メートルの曲面の板状で断面はもぎ取られたようになっている。三菱重工によると、衛星を保護していた円錐(えんすい)形のカバーの一部で、ロケット発射後に切り離された。アルミ合金で危険性はない。
発見した「マリンガイド花サンゴ」の長濱浩代表(44)はロケットの部品だと分かり「漂着ごみが多いけど、宇宙のごみまで来るなんて」と驚いた様子。八重山諸島の離島航路の船長は「こんな大きな破片が船にぶつかったら怖い」と話していた。全校児童生徒で見学に来た小浜小中学校の生徒らは素材の軽さに不思議そうな表情だった。

H-IIA15号機のフェアリングが漂着したようです。 「船にぶつかったら怖い」はまあ確かにその通りで、それも考慮して発信器を取り付け回収作業をしていますが千切れてしまったものは流石に発見は難しいのでどうしても一部はこうして漂着する事になるんでしょうね。 しかし自分も一度触ってみたい。