スペースシャトル帰還 若田さんを宇宙に残し [時事]

米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルディスカバリー」が28日午後(日本時間29日未明)、フロリダ州ケネディ宇宙センターに着陸した。若田光一さん(45)ら7人を乗せて15日に打ち上げられ、国際宇宙ステーションに4組目で最後となる大型太陽発電装置を設置、若田さんを宇宙に残して帰還した。

ステーションは常駐飛行士が5月から6人に倍増されるのに必要な電力がまかなえるようになった。

フロリダ上空に雲が立ち込め風も強かったため、NASAは最初の着陸機会を見送り。シャトルは地球をさらに1周してから曇天の宇宙センターに滑り降りた。NASAは今年、ハッブル宇宙望遠鏡の修理、延命のための飛行も含め、あと5回のシャトル飛行を予定している。

ステーションには28日、交代要員2人を乗せたロシアの宇宙船ソユーズがドッキング。若田さん以外の2人が代わり、若田さんは6月末まで滞在を続ける。

ちょっと天気が悪かったようですが無事帰還。 お疲れ様でした−。 若田さんはそのまま長期滞在に突入です。