リニアきりり「角形」に変身…来月3日実験開始 [読売]
JR東海と鉄道総合技術研究所は、リニアの実験車両を改良したと発表した。
より多くの客が乗れるように、客席を設けにくい先端部分を短くしたほか、広い車内空間を確保するため、車両の断面を丸みを帯びた形から角形に変えた。新車両は都留市の山梨リニア実験センターで4月3日にお目見えし、実験走行を始める。
JR東海によると、リニアの車両1両分の長さは約28メートルで、2002年に製造した旧式の先頭車両では、空気抵抗を減らすためにとがっている先端部分が約23メートルを占めていた。このため、先頭車両の客席は16席しかなかった。
改良後は先端部分を旧車両の3分の2程度の約15メートルに縮め、客席を30席以上に増やす。また、先頭車両、中間車両ともに断面を角形にすることで、車内の幅や高さが広がり、乗客はより快適に過ごせる。形を変えても、走行スピードなど車両の機能は変わらないという。
丸みを帯びたフォルムから新幹線に近いフォルムに変更。 客席的には500系→700系? 最適化していくとやはり行き着く先は同じ、という感じでしょうか。 4月3日から走行試験に使用されるそうです。 延線が待ち遠しい。