北の3段式発射体を確認、改良型テポドン2か…米衛星写真 [読売]

米商業衛星企業「デジタルグローブ」は29日、北朝鮮舞水端里(ムスダンリ)のミサイル発射施設をとらえた最新の衛星写真を公表した。

撮影は現地時間29日午前11時ごろで、3段式の発射体が発射台上に設置された状況がくっきりと写っている。発射準備に向けた動きが伝えられてから、公開された写真でミサイル本体が確認されたのは初めて。

写真を分析した米軍事研究機関「グローバル・セキュリティー」のティム・ブラウン上級研究員は、「明らかに3段式の発射体とみられる」と指摘。作業用の橋も巻き上げられ、発射準備が進んでいるという。

同研究員は、衛星を搭載しているかどうかは写真だけでは判断できないとしているが、ミサイルとロケットの技術はほぼ同じで、改良型テポドン2とみられる。米議会調査局によると、北朝鮮が2006年に発射したテポドン2は2段式で、射程6000キロ・メートル程度とされる。

大きい画像はこちら。 これまでは発射台の裏側からの画像しか出てきてませんでしたが、正面からのショットが初めて公開されました。 くっきりと3段構成なのが見て取れますね。

米国、北朝鮮のミサイル迎撃計画なし=米国防長官 [ロイター]

ゲーツ長官はテレビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で北朝鮮がミサイルを発射した場合にこれを打ち落とすかとの問いに対し「われわれは何も準備していない」と答えた。

また「ハワイに向かう異常なミサイルが確認された場合は迎撃を検討する可能性があるが、現時点ではそのような行動計画は何もない」と述べた。

長官は、国防総省北朝鮮がミサイルに弾頭を搭載する能力、あるいはミサイルを米国西海岸に到達させる能力を保有するとは考えていないとした。ただ、こうした能力を持つことが北朝鮮の長期目標だとの認識を示した。

ここにきて何ヌケた事言ってるんだ。 まあ、日本だって陸地に落ちてこなければ迎撃しないわけですから同じ事ではありますが。 日本の場合頭上を飛ぶ事が確定的なわけで、そしてそれがまともに飛ぶかどうかも危ぶまれる代物ですから当事者意識としては全然違うものがあります。 アメリカにしてみれば川岸の向こう側で湿気た花火が上がる程度の認識なんでしょうかね。