「うれしさと悲しさが半々」=国連課長に転身する土井さん−日本は有人宇宙船開発を [時事]

「宇宙飛行士稼業を離れることはさびしいが、新しいチャレンジにもわくわくする。うれしさと悲しさが半々」。昨年3月、国際宇宙ステーション(ISS)に日本実験棟「きぼう」第1便を取り付けた土井隆雄さん(54)が16日午前(日本時間17日未明)、9月から国連宇宙部(ウィーン)宇宙応用課長に転身する思いを記者団に語った。
日本の今後については、「米国主導の月探査計画に参加することは比較的楽だが、有人宇宙船を開発できた国が世界の宇宙開発をリードする。ロシア、米国、中国に日本が続くことができるか。この数年で決めないといけない」と指摘した。
9月にH2Bロケットで初めてISSに打ち上げる無人貨物船(補給機=HTV)を有人宇宙船に改造することは「それほど難しくない。やろうと思えばできる」と語り、ISSの運用終了後は日本独自の小型宇宙ステーションを造ってもよいとの考えを示した。

土井さんやっぱり日本独自の有人やりたそうですね。 なるほど、こうやってJAXAの外からアピールするという手もありますね。