来年シャトル退役…米国、2019年まで有人飛行なし? [朝日]

どうやら今後の宇宙政策次第で次期宇宙船ORIONの飛行が更にずれ込む可能性も示唆されているようです。

現在、シャトルの後継となる次世代ロケット・アレス1とオリオン宇宙船の開発が進められており、順調にいけば15年には打ち上げられることになっている。

しかし、分析によると、予算削減による1年半の遅れが見込まれるほか、技術的な問題解決のために2年間、また国際宇宙ステーション(ISS)を20年まで運用する場合、その影響でさらに半年余分な時間がかかるという。

分析が正しければ、宇宙への「足」をロシアのソユーズ宇宙船だけに頼る期間が大幅に延びることになり、予算増額のほか、シャトルの延命やアレス1に代わるロケットの開発も選択肢として浮上してくるとみられる。

有識者委員会は今月、提言を発表する予定。提言はオバマ政権の宇宙政策づくりに大きな影響を与えると考えられ、独自の有人宇宙飛行計画を持たない日本に影響が出る可能性がある。

だから日本は早くHTVベースの有人宇宙船をだな…