日本が変わる：「独法」見直し 「埋蔵金」回収、難航も [毎日]

自民党政権下で策定された独法の「整理合理化計画」では、不要と判断された独法の資産は約６０００億円に過ぎなかった。民主党はより大胆に事業の要否を判断する方針で、ロケットの打ち上げなどを事業とする宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）について「もはや必要ない」などの声も出ている。

だが、宇宙開発からの撤退は判断が分かれるところで、その他の事業の廃止も行政サービスの低下につながる恐れがある。民主党は、一つ一つの独法の事業を慎重に精査する方針だが、「事業廃止は高度の政治決断が必要になる」（財務省幹部）との声が出ている。

「もはや必要ない」と言ってるのが誰なのかを書けばいいと思いますよ。まさかH-IIAに対してもMD配備しろと吹いてる類の人じゃないでしょうね。一元化と事業撤退は全然違いますよ。ベンチャーが宇宙ビジネスするのだって国家事業からのスピンオフという後押しがあって初めて可能になりますし、アリアンスペースだって政府の支援を受けています。必要/不必要ではなく共存関係なんですよ。