麻生内閣が総辞職 首相会見、最後は笑顔 [朝日]

「100年に1度の経済不況、リーマン(ショック)から丸1年。世界初の同時不況に迅速に対応できた経済対策を半年余りで4度打ったことは実績として誇れる」。首相は最後の会見でも「政局より政策」の姿勢を強調した。鳩山新政権には「景気回復を確固たるものにするよう努力していただきたい。国際情勢への対処を的確にしていただくことは願ってやまない」。自民党総裁選で意中の人を問われると、「具体的な名前を言うことはありません」と笑顔で会見を締めくくった。

短い期間で終わってしまいましたが、お疲れ様でした。麻生さんはこのままOBしてしまうには勿体ない人材だと思うので、今後にも期待したいところです。まあその前に自民が寂れすぎな気がしますが。

首相周辺は「これだけまじめな政治家はいないというくらい、まじめ。レク(官僚の政策説明)になるとしばしば寝てしまう総理もいたが、(麻生さんは)いつもラインマーカーを引きながら真剣に聞いていた」。ただ、直後のぶら下がり取材では「一変して態度が悪くなった」(周辺)という。バー通いも批判されたが、実は酒は口に含む程度だ。国会や自民党本部のトイレで手を洗った後、洗面台を丁寧に紙でふき取る姿はカメラには映らない。

最後の記者会見で、首相は穏やかに言った。

「歴史の評価が出るには、もう少し時間がかかる」

引きずり下ろし終わった後となってようやくこんなフォローが出てくるもんですな。