日の丸ジェット「MRJ」米国の空へ 米航空会社が100機発注 [産経]

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三菱重工業の子会社、三菱航空機は2日、国産初となる小型旅客機「MRJ」を米国の地域航空会社から受注したと発表した。海外からの受注は初めてで、受注機数は100機。三菱航空機は、これまでに全日本空輸から25機受注しており、合計受注機数は125機となった。

MRJを発注したのは、米ミズーリ州セントルイスに本社を置く「トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)」。

同社は米国有数の地域航空会社を傘下に持ち、毎日350便を50都市間で運航している。TSHは低燃費や低騒音といったMRJの環境性能を評価したとしており、納入は平成26年以降に順次行う見通し。

同日会見した三菱航空機の江川豪雄社長は「燃費性能や環境性能に高い評価をもらった。今後、世界販売にさらに力を入れて、次世代の小型旅客機のスタンダードにしたい」と述べた。

国産「MRJ」米国の空へ 三菱航空機、海外から100機受注 [FujiSankei business i.]

MRJには70席、90席、100席のタイプがあるが、どの機種にするかは今後の経済情勢などを見ながら判断するという。

国産ジェット海外初受注、三菱が100機 [読売]

今回の受注総額は非公表だが、3000億〜3500億円程度とみられる。三菱航空機は、14年からの5〜6年間で納入する。

MRJは乗客数70〜100人で、国内線や比較的近距離の国際線での使用を想定。価格は30億〜40億円になる見込みだ。機体の軽量化などにより、従来の同規模機より燃費が2〜3割良くなるのが特徴で、来日したトランス社のリチャード・リーチ社長も2日の記者会見で、「燃料が2割以上節約できる点が大きい」と、燃費の良さが選定の理由になったと説明した。

三菱航空機:小型ジェット100機 海外から初受注 [毎日]

TSH傘下の地域航空会社2社は1日計350便を運航、米国内50都市を結び、年間約500万人の乗客を運んでいる。また、USエアウェイズなど大手航空会社の路線の運用も受託している。

先日設計変更を発表したMRJでしたが、それが逆に功を奏したのかあるいは要望だったのか、ついに海外から大型受注に成功ですよ素晴らしい。どうやら確定50/オプション50のようですが、損益分岐点まであと半分という所まで来ました。これが受注増の弾みになると良いですね。