ロケット開発費 不適切の指摘 [NHK]

文部科学省などが所管する独立行政法人JAXA宇宙航空研究開発機構」が、新型ロケットのエンジンの開発をめぐって完成までに計画を大幅に上回る250億円以上の費用が必要だとしていることがわかり、会計検査院は「開発費の見通しが明確でなく不適切だ」として改善を求めました。

指摘を受けたのは「GX」と呼ばれるロケットの開発を民間と共同で進めている独立行政法人JAXA」です。GXロケットは、通信衛星などを打ち上げる新型のロケットで、6年前に開発が始まりましたが、新しいエンジンの開発が難航したことなどから平成17年度に予定していた打ち上げは延期されたままの状態となっています。会計検査院が調べたところ、JAXAがエンジンの開発費としてこれまでに支出した金額は当初の計画の96億円を超える120億円に上り、完成までにはあわせて250億円以上の費用が必要だとしていることがわかりました。またエンジンの開発試験で起きた重大なトラブルについて国の宇宙開発委員会に当初、報告しておらず、情報開示の面でも問題があったということです。会計検査院は「開発費の見通しなどが明確でなく、不適切だ」と指摘してはっきりと示すよう改善を求めました。指摘についてJAXAは「会計検査院の検査を受けているのは事実だが、開発の費用や見通しは可能な範囲で適切に示していると考えている」と話しています。

うーん、GXの場合もっと別のところに問題がある気がするんですけどw まあ手こずってるのは事実ですが、LNG自体は認めてあげて欲しいところです。