ISASニュース2009年11月号(No.344) [ISAS]

図1(b)は10月28日に取得した1日分のデータで作成した画像です。ファーストライト取得以降,太陽回避角の設定を徐々に小さくしたので,観測できない領域の幅は50度から10度に縮小され,全天カバー率96%を達成しました。観測できない領域は天球上を移動します。図1(b)時点で観測できない領域も,その10日後には観測可能になります。

上のMAXI関連の記事もあります。運用の効率アップで全天カバー率が大幅に向上しているそうです。X線バーストや、γ線バーストにともなうX線放射を素早く検出しているそうです。

9月,小型科学衛星計画が,シリーズをひとくくりとしたプロジェクトとして承認されました。小型科学衛星計画は,昨年度末に,柔軟性の高い標準バスと1号機衛星を開発することとしてプロジェクト化しましたが,その際,プロジェクト作業と並行して,小型科学衛星計画のシリーズとしての進め方を検討することが宿題として残っていました。
当初は3月末までの結論を目指していたのですが,予想外に手間取り,結局9 ヶ月を要することになりましたが,今回,3号機までをひとくくりとしたシリーズプロジェクトとして認められました。

おお、ってこれ既出でしたっけ? 1号機がSPRINT-A/EXCEED、2号機がERGときて、3号機は何でしょう。