2020年に月に探査基地を 政府懇談会が計画案了承 [朝日]

計画では2015年にまず100メートル程度の精度で月の表面に探査機を軟着陸させ、太陽光発電リチウム電池を組みあわせた電源を利用して2週間程度の観測を行う。20年には長期間の日照が見込める月の南極域にロボットを送り込み、エネルギーを確保して1年以上活動できる探査基地をつくる。さらに走行距離100キロを超える月面探査を実施、採取した岩石を選別して地球まで持ち帰る。

実現に必要な費用は15年までに600億〜700億円、20年までに合計2千億円程度と試算。

昨年6月に策定された宇宙基本計画では「二足歩行ロボット」が候補に挙げられたが、報告書案では「移動能力が必要であることを踏まえれば、ローバータイプが地上での技術成熟度が高く、最も実現性が高い」とした。 

この2015年に実施するという着陸計画はSELENE-2に相当するものでしょうかね。これくらいになるとだいぶ地に足着いた感じにまとまってきたように見えますが。

10年後に月に無人探査基地 宇宙開発戦略本部が報告案 [共同]

報告書案では有人宇宙活動にも言及。20年ごろまでに約900億円をかけ、実現への見通しを得るための技術開発を進めるとした。

こっちも気になる。合わせて年間300億円といったところでしょうか。有人についても何か具体的な話が出てたんでしょうかね。