宇宙を旅したH2B機材展示 帝京大理工学部 [下野新聞]

【宇都宮】昨年9月11日に打ち上げられた宇宙航空研究開発機構JAXA)の大型ロケット「H2B」のフェアリング(保護カバー)が、豊郷台1丁目の帝京大理工学部航空宇宙工学科の格納庫に展示されている。

 フェアリングは120キロメートルの上空から太平洋に落下し、回収された。展示されているのはその一部で、高さ約3メートル、幅約2・5メートル、厚さ約4センチ。至る所に傷が残り、衝撃の激しさを物語る。

 特殊な構造体を学ぶための教育展示用として今春、JAXAから譲り受けた。同学科の森要教授は「説明しないと分かりにくいかもしれないが、価値を感じてほしい」と話す。

 24、25日のオープンキャンパスのほか、9月12日の一般開放イベントなどの際に見学できる。

バルジの穴あり。F11の回収済みフェアリングに比べると損傷は随分少ないように見えます。あとこれ裏側にももう1枚あるんでしょうか?