GPSをもっと正確に――準天頂衛星「みちびき」、打ち上げへ [ITmedia]

 みちびきは、日本の真上を通過しつつ地球の自転周期と同じ23時間56分で1周する軌道を周回する。みちびきが発信するGPS補完信号は、障害物の少ない真上から受信できるため、GPS測位精度を高めたり、GPS信号を受信機が捕捉するまでの時間を短縮できる。測位精度は、GPSのみの場合10メートル程度だが、みちびきを使うと1メートル以下に向上。測位可能時間は約90%から99.8%に、受信機の電源を入れてからの捕捉時間は、30秒〜1分程度が15秒程度に短縮されるという。

 衛星測位システムは、米国のGPSとロシアの「GLONASS」が実用化済みだ。実用化前のシステムとしては、EUが05年、「Galileo」の実証実験をスタート。中国やインドも開発を進めており、「衛星測位システム開発が旬を迎えている。世界中の宇宙先進国が衛星測位システムを整備している中、日本も負けないでやっている」と、JAXAの寺田弘慈プロジェクトマネージャーと意気込んでいる。

確かにこれが実用化されれば恩恵を受ける人は多いですよね。ただ採算性という点で随分苦戦しているようですが… そんなこんなであまり注目を集めてなかった感がありましたが、「みちびきさん」効果のためかある種随分盛り上がってきましたw さすがJAXA宇宙機の中で最も早期にTwitterアカウントを取得していただけのことはあります。

ちなみに↑の一人称についてはお察し下さい。