リニア中央新幹線、いよいよ営業用車両製造へ - 「L0系」最長12両編成で [MYCOM]

JR東海は26日、山梨リニア実験線に投入する営業用リニア車両「L0(エル・ゼロ)系」の概要を発表した。形式名の「L」はリニア車両、「0」は新幹線と同じく営業用第1世代を表すという。2013(平成25)年度までに先頭車2両、中間車3両を完成させて試験を開始。2015(平成27)年度までに先頭車2両、中間車7両を追加して、最長12両編成で走行するという。

車体断面はN700系を踏襲した角形とし、頭上空間を試験車両より拡大。荷物棚を設置した。座席は1列4席で17列。1両あたりの定員は中間車で最大68席。12両編成で約800席になるという。

同社は山梨実験線の延伸と既存区間の設備更新工事を進めている。L0系は改良延伸した42.8kmの新実験線に投入し、営業へ向けた最終試験を実施するとのこと。

長っ鼻・白地で軽快感 リニア車両、13年度末に開発へ [朝日]

 山梨リニア実験線山梨県都留市)を、現行の18キロから43キロに延ばす工事が13年度末に完了次第、営業車両での走行試験を始める。開業までに14両を製作。営業運転を想定した最長12両編成で走行試験をして性能を確認するほか、保守作業のノウハウも蓄積する。JR東海は97年以降、リニアの試験車両を3種類製作したが、最長でも5両編成だった。

 東京都内で会見した山田佳臣社長は「いつでも営業に使えるレベルの設計。(一般向けの)試乗会も考えたい」と話した。

いよいよ量産車両を製造。なんとか生きてる間に大阪まで乗り入れて欲しいものです。