宇宙輸送船 管制室訓練を公開 [NHK]

茨城県つくば市にある宇宙航空研究開発機構の管制室では、「こうのとり」2号機の国際宇宙ステーションとのドッキングを想定した訓練が繰り返し行われていて、先月30日夜、その様子が報道関係者に公開されました。「こうのとり」2号機は、宇宙航空研究開発機構国際宇宙ステーションに物資を運ぶためにおよそ140億円かけて開発した無人の輸送船で、来月20日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。訓練はNASAアメリカ航空宇宙局と合同で行われ、「こうのとり」が国際宇宙ステーションの後方100キロの地点からエンジンを噴射して近づく場面を想定し、管制官などが作業手順を一つ一つ確認していました。「こうのとり」は、1号機が去年9月、地上からの遠隔操作で国際宇宙ステーションに食料や実験装置などを運んでいて、今後1年に1機のペースで打ち上げが計画されています。宇宙航空研究開発機構の内山崇フライトディレクタは「作業の習熟度はかなり高まってきている。来月の打ち上げに向けて、最終的な確認作業をさらに進めていきたい」と話しています。

こちらも追い込み掛けてますね。