準天頂衛星初号機「みちびき」の技術実証、利用実証の開始について [JAXA]

おっ、無事に初期機能確認を終えたようです。

 なお、各機関においては、搭載機器や地上システムの健全性を確認した段階で一部の技術実証を開始しておりますが、JAXAが12月15日11時48分にすべての測位信号を標準コード(※)に切り替えたことにより、全機関による技術実証・利用実証が本格的に開始されます。


※標準コード
 初期機能確認期間中は測位信号を非標準コードに設定しており、技術実証、利用実証の実験ユーザは信号を捕捉できない状態でしたが、標準コードに設定することにより技術実証、利用実証の実験ユーザは信号捕捉が可能となります。
 なお、標準コードとは別に、現在は、「アラートフラグ」という「みちびき」の測位信号の利用ができない状態(アラート状態)を示すフラグを設定しており、一般ユーザは信号を捕捉しても受信機側で「みちびき」の情報を測位計算に利用できません。このアラートフラグは測位信号の品質・信頼性が準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様を満足した後、解除いたします。(アラートフラグ解除は技術実証開始後3ヶ月〜6ヶ月を予定していますが、実証実験ユーザの実験要求等により、正式な解除の前に一時的な解除を行う場合があります。)

一般向けへのアラート解除は数か月後になるようです。以降は対応機器で利用出来るようになるはず。

準天頂衛星初号機「みちびき」の定常運用移行について [JAXA]

機能確認の結果、全く問題がなかったようです。素晴らしい。推進剤残量は12年分を確保しているそうです。