観光にiPhone貸与 衛星「みちびき」の位置情報も活用 広島県とソフトバンクモバイル [産経]

 広島県ソフトバンクモバイルは21日、外国人観光客に多機能携帯電話のiPhone(アイフォーン)を無料で貸し出し、観光情報を提供すると発表した。

 一部端末では、宇宙航空研究開発機構準天頂衛星「みちびき」の位置情報を活用する実験も実施。自分の居場所や道順について、従来の衛星利用測位システム(GPS)より精度の高い情報が得られるという。

 期間は来年1月15日から3月15日まで。JR広島駅新幹線口の観光案内所で計50台を貸し出し、うち30台が「みちびき」の実験に活用される。

これいいなあー。「一部端末」ってことは、周辺機器を付けて対応するという事でしょうかね。

みちびきさん曰く今の時期はちょうど日中に日本上空を通るそうなので、そこを狙ったのかも。てかこれ、ソフトバンクも「みちびき」の実証実験に参加してたって事ですか。

「ふらっと案内」が広島県の多言語観光ナビゲーションシステムに採用 (121KB) [ソフトバンクモバイル]

また、今回の多言語観光ナビゲーションシステムでは「みちびき」を活用した実証実験にも参画し、「ふらっと案内」をインストールしたiPhone に専用の受信機を接続することで、「みちびき」の高精度な位置情報の利用が可能になります。「みちびき」とは、独立行政法人宇宙航空研究開発機構JAXA)が今年9 月に打ち上げた日本の位置測位衛星です。「みちびき」を利用することで、GPS 測位の精度が飛躍的に向上し、従来は平均10 数メートルだった誤差が1 メートル前後になります。本実証実験は、財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)承認のもとに、ソフトバンクモバイル広島県商工労働局産業振興部観光課(緊急雇用対策基金事業)が共同で行うものです。政府が「地理空間情報活用推進基本計画」にうたっている「地方公共団体地域活性化の取組」のひとつであり、「みちびき」の実証実験として民間企業と地方自治体が取り組む日本初の事例になります。

外部受信機はどこ製なんでしょう。