大納会で式典 はやぶさの川口氏「新たな投資で自信復活を」 [日経]

 宇宙航空研究開発機構JAXA)の川口淳一郎はやぶさプロジェクトマネージャは30日、ゲストとして招かれた東京証券取引所大納会の式典で「投資という果敢な挑戦が未来をひらく。リスクがあるからといって手を引っ込めていてはいけない」と述べた。はやぶさプロジェクトが提案された1995年は円が史上最高値を付けるなど経済情勢が厳しかったことに触れたうえで「果敢な挑戦をする意識のともしびを消してはいけない」と強調。来年について「新たな投資に対する理解を再認識し、自信と希望をもう一度描き直す元年になってほしい」と期待感を示した。

 川口氏のあいさつに先立ち、東証の斉藤惇社長は「暗い話題が多い中、探査機『はやぶさ』が7年ぶりに帰ってきたニュースは日本人の心を温めると同時に我々の技術に対して再び自信を持った」と述べた。

 川口氏による5回の打鐘の後、手締めをして式典は終了した。

「はやぶさ」の川口教授が打鐘 東証大納会、年末株価2年ぶり下落 [共同]

本日の大納会で川口先生が。動画あります。


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